2011年06月15日

久保田一竹美術館☆本館

新館を出て、本館へ向かいます

本館は、一千年を超す「ひば」の木16本を大黒柱に使った

ピラミッド型の建築物です。




複雑な木組で、吹きぬけの内部からは

全ての木組を見る事が出来ます。
(館内は撮影禁止です)

本館に飾られている

優美で美しい辻が花染めの着物に圧倒されました。

絞り染めを用いて柄を染め上げて行く辻が花染めで

日本の四季が見事に表現されていますicon12

”美は力なり”という言葉が浮かびました。

一枚一枚の着物が放つ美しさが

エネルギーをかもしだしています。

この着物に込められた魂を感じました。

その後は庭を散策しました。





空に向かって真っすぐに伸びた青竹が

凛とした佇まいを見せて、静寂に包まれます。




庭の奥に『慈母普賢菩薩』があります。



その美しいお顔を見て、心が癒されました。

感動と、優しい気持ちになれる時間を与えてくれた

「久保田一竹美術館」

本当に素晴らしい美術館でしたicon12




*久保田一竹氏がライフワークとしてる『光響』
四季と宇宙を80連作(80枚の着物)で
表現することを最終目標にしています。
現在は46枚が完成していて
残り34枚の完成が待たれています。
  


Posted byルクサンブールat 11:00 Comments(4) 美術館